アイシン高丘、広東省に第3の生産拠点

荷主アイシン高丘（愛知県豊田市）は25日、自動車メーカーが中国で生産を拡大していることに伴う部品調達需要に対応するため、華南地区での鋳造拠点として、広東省雲浮市に新会社を設立したと発表した。新拠点は11日に開設した。天津（鋳造・加工）、広州（加工）に次ぐ第3の生産拠点。

新会社「高丘六和（雲浮）工業有限公司」は雲浮市の佛山（雲浮）産業移転工業園に敷地面積10万平方メートルの工場を開設する。2013年1月から鋳鉄・塑性加工製品の製造、販売を開始する。生産能力はディスクローターなど年3万トンで、13年に20億円の売上を見込んでいる。