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10月に事業運営開始

ホンダ、ベトナムに汎用製品の輸入・卸会社を設立

2014年4月3日 (木)

荷主本田技研工業は2日、タイ現地法人のアジアホンダモーターが汎用製品の輸入・卸販売会社を設立すると発表した。

市場拡大が見込まれるベトナムで、「良いものを早く、安く、低炭素で届ける」ことを掲げ、汎用製品の輸入・卸販売会社の設立に向けて、3月31日にベトナム・ホーチミン市の人民委員会に設立関連申請書類を提出した。新会社は10月に事業運営を開始する計画。

社名は「ホンダベトナムパワープロダクツ」とし、現地に根差した販売・マーケティング業務を行う。現地法人を通じて汎用製品の販売を行い、顧客ニーズや市場環境をより理解することで、今後の市場成長に備えて汎用事業の拡大を目指す。

発電機やエンジンを含むベトナムの汎用パワープロダクト市場は、2013年実績で38万台と農業の機械化が進むベトナムで着実に拡大しており、ホンダは現地法人の設立により、農機店、大規模小売店、作業機械メーカー(OEMメーカー)など、同国全域へ販売網の拡大を図る。