国際DPワールド(UAE)は7日、インド国内沿岸輸送向けの2500TEU超のコンテナ船「DP World Indus」を取得し、沿岸海運ネットワークを拡充したと発表した。沿岸輸送能力を強化し、インド政府が掲げる「海事ビジョン2030」に沿った物流基盤の整備を進める。

▲「DP World Indus」(出所:DPワールド)
DP World Indusは、インド国内の主要港間を結ぶ沿岸コンテナ輸送に投入される。道路輸送から海上輸送へのモーダルシフトを促進し、道路混雑の緩和や環境負荷の低減、サプライチェーンの強靱化を図る。
今回の投入により、DPワールドのインドにおける沿岸ネットワークは14港、専用船10隻体制となる。2025年には沿岸輸送事業で47万3000TEU超の貨物を取り扱っており、新船の導入によって輸送能力とサービスの安定性をさらに高める。
同船はDPワールドが運営するサウジアラビア・ジェッダ南コンテナターミナルにも初寄港し、港湾事業と海上輸送サービスを組み合わせた一体的な物流ネットワークの強化を進める。
同社は、海事インフラや港湾、物流サービスへの継続的な投資を進めるとともに、インドの船舶登録制度に関する提言をまとめた報告書を公表し、競争力強化や環境対応を後押ししている。また、昨年、インド港湾・海運・水路省傘下のサーガルマラ・ファイナンス(SMFC)と覚書を締結し、国内の持続可能な沿岸・近海輸送サービスの拡大に向けた協力を進めている。
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