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1月のトラック輸送情報、国交省調べ

特積み貨物輸送量が9.7%増加、一般トラックは5.8%増

2014年4月4日 (金)

調査・データ国土交通省は3日、1月のトラック輸送情報を公表した。特別積合せ貨物は、調査対象24社の輸送量が491万8131トンとなり、前月と比べて総輸送量が119万8000トン(19.6%)減少した。季節調整後は9.4%の増加。前年同月比では、43万5000トン(9.7%)増加した。

平均稼働日数は21.7日で、前月と比べて1.1日減少。稼動1日当たりの輸送量は22万6642トンで、前月と比べ4万2000トン(15.5%)減少。前年同月比は2000トン増加(9.7%増)となった。

宅配便(調査対象14社)の取り扱い個数は2億5665万8000個で、前月比38.4%減(季節調整後3.9%増)、前年同月比5%増となった。

品目別の輸送状況は、すべての品目で輸送量が減少したと回答する事業者が多く、要因としては「工場・産地からの貨物減」が共通してみられた。また、倉庫から出る貨物の減少が化学工業品、食料工業品で、商社・問屋からの貨物減と季節的需要減が日用品でみられた。また、関東から中国の範囲で減少したと回答する事業者が多かった。

一般貨物トラック事業者(回答事業者758社)の輸送量は、前月比9.1%減、前年同月比5.8%増となった。