川崎重工、インドネシアで第二工場が稼働開始

荷主川崎重工業は8日、インドネシア現地法人のカワサキモーターインドネシア（KMI）が同日、二輪車生産工場（第二工場）の開所式を行い、稼働を開始したと発表した。

第二工場は、ジャカルタ市郊外のブカシ県に位置し、敷地面積は15万平方メートルで生産能力は年間15万台。当初は、スポーツモデル「Ninja250SL」と「KLX150」の2機種を生産し、今後は段階的に生産機種を拡大する。

同国は世界3位の二輪車市場となっており、近年の経済発展で二輪車をレジャーとして楽しむ顧客層が増加している。KMIは、1995年からジャカルタ市内の第一工場で現地生産、完成車輸入による二輪車の販売を行っているが、新工場の建設により生産能力を拡大し、需要を取り込むことで14年には年間20万台の販売を見込む。