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6月から1年間、発注集約サービスを無償提供

東具、販促管理ツールの提供で物流拠点を活用

2014年4月14日 (月)

EC東具、販促管理ツールの提供で物流拠点を活用東具(大阪市鶴見区)は14日、製造業、流通・小売業向けに販促ツールを管理するサービス「Sp-ring.jp」(スプリングドットジェイピー)の提供を開始すると発表した。サービス開始に合わせて、6月1日から1年間、「発注集約サービス」を無料で使用できる「お試しSp-ring.jpキャンペーン」を実施する。

同社はこれまで、販促ツールの企画から生産、営業、梱包発送を一貫して提供していたが、顧客から寄せられた声をもとに煩雑だった販促ツールの発注・管理業務を効率化するウェブサービスを開発。把握が難しかった店頭設置後の効果測定でソフトブレーン・フィールドと提携し、販促レポートを提供する。

Sp-ring.jpでは、販促ツールに関連する業務改善だけでなく、販促ツールの実績を次の店頭戦略に役立てることで、店頭販促のPDCA(Plan-Do-Check-Act)サイクルを支援する。専用物流センターをSp-ring.jpのバックオフィスとして活用することで、的確に店頭へ配荷し、廃棄ゼロを目指した販促ツール展開の最適化につなげる。

販促ツールの調達をネットで見える化する「発注集約サービス」では、販促ツールの注文をネットでとりまとめ、発注状況をリアルタイムで共有する。複数店舗からまとめて発注する販促ツールの割振りと配送手配はシステムが自動化し、残在庫情報も管理することができる。見積管理と価格シミュレーション機能を加え、販促ツール手配業務をワンストップ化した。

このほか、ネットでBTOを可能にする販促ツール「クイックカスタマイズ」や、販促ツールの効果を測定・改善する「店頭マーケティングサービス」も提供し、サービスサイトに併設する形で、東具が開発した高品質な販促ツールを手軽に注文できる専門ECサイトを開設する。