商船三井ロジ、タイでAEO通関認定を取得

認証・表彰商船三井ロジスティクスは17日、タイ現地法人のMOLロジスティクス・タイランド（MLGタイランド）が同国税関から、通関事業者としてAEO認定を受けたと発表した。

同社グループのAEO認定は、国内で商船三井ロジスティクス本体が特定保税運送者（AEO運送者）として、子会社のエムオーエアロジスティックスが特定保税承認者（AEO倉庫業者）としてそれぞれ認定を受けており、海外では、オランダ現地法人がフレイトフォワーダー、通関業者、倉庫業者すべてのAEO認定を受けている。タイはこれに続く2例目となる。

また、米国では現地法人がAEOと同様のC-TPAT認定を取得している。

MLGタイランドがAEO認定を取得したことにより、今後はタイ発輸出貨物の通関スピードを高めるとともに、タイ税関と輸入国税関の相互承認によって輸入国側でも通関手続上で書類審査・検査などの負担軽減効果が得られる見通し。

タイでは、商船三井グループのMOLタイランドも既に同認定を受けており、両社の施設・サービスが連携しながら、幅広い要望に対応していく。