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新中期経営計画を策定

川崎近海、遠洋輸送増加へ広域営業展開

2014年4月30日 (水)

ロジスティクス川崎近海汽船は4月30日、2014-16年度を対象とした新たな中期経営計画を策定したと発表した。最終年度に売上高490億円、営業利益37億5000万円、最終利益24億円を目指す。

この目標を達成するため、近海部門では船隊の大型化を図るとともに、1万重量トン級の一般貨物船の有効利用を進める。具体的には、アジア域内での成約を増やすほか、3月に配置したインド駐在員を活用して遠洋輸送を含む広域な営業展開を行う。

バルク輸送では、船隊整備を進めて2万8000重量トンバルカーを6月に投入。木材輸送、鋼材・雑貨輸送では、積極的な営業展開を行うとともに、積港・揚港の集約による効率配船と減速運航によるコスト低減で収益の向上を図る。

内航部門では、北関東の高速道路網の利便性を活かして輸送需要の取り込みを図るため、苫小牧航路で新造大型RORO船を8月に投入。同航路に就航している「勇王丸」を北九州航路に転配して営業スペース拡大を行う。