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住友金属、現代重工向け厚鋼板専用RORO船が就航

2011年2月21日 (月)

ロジスティクス厚板鋼板輸送専用RORO船住友金属工業は21日、韓国の現代重工業向け厚鋼板出荷が累計で500万トンを達成したと発表した。1972年に造船用厚鋼板の取引を開始、84年には海洋構造物向けハイエンド厚鋼板を初納入し、現在までに海洋構造物向けにも約50万トンを納入している。

 

また同日、住友金属の鹿島製鉄所と現代重工の蔚山造船所を結ぶ、日本初の厚鋼板輸送専用RORO船が就航。RORO船は、これまでのクレーンによる荷役の必要な船と比較し、輸送効率化が上がる。

 

厚鋼板輸送専用RORO船は船主がイルシン海運で、全長142メートル、全幅26.6メートル、総トン数1万3000トン。積載量は約5500トンで、年間50往復し、現代重工向け厚鋼板の約70%を輸送する。