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帝国データバンク調べ

ツインスターロジスティクス(東京)が破産手続き開始

2014年5月13日 (火)

M&A帝国データバンク(TDB)は12日、TWIN STAR LOGISTICS(ツインスターロジスティクス、東京都足立区)が、7日に東京地裁から破産手続き開始決定を受けたと発表した。破産管財人は幸村俊哉弁護士(千代田区)。債権届け出期間は6月4日までで、財産状況報告集会期日は8月21日午後3時30分。

同社は、2004年12月に設立された貨物自動車運送業者で、主に紙の卸業者などを得意先として関東エリアで営業を展開していた。安価な価格設定で、配送だけでなく倉庫業務から断裁、穿孔、流通加工などを一括で受託し、12年10月期には売上高6億1100万円を計上していた。

しかし、長期不況のあおりを受けて事業の拡大が難航。また、近年は燃料費の高騰などにより採算の維持も厳しく資金繰りがひっ迫し、支払いが困難となり今回の措置となった。負債は債権者120人に対し3億3600万円。