財務・人事タカセが14日に発表した前3月期決算は、上半期の業績不振を挽回できず営業利益が1000万円にとどまり、最終損益は3100万円の赤字に転落した。
主要荷主との取引が縮小するとともに、業務委託料の大幅な見直しを行ったことで収受料金が低下した一方、輸入関連業務や利用運送の取り扱いが増え、2.1%の増収となった。
しかし、「新規取込業務の立上げや物流拠点の移動に想定以上のコストを発生させてしまった」として上期の損益を圧迫。利用運送業務で運賃仕入れコストが増大し、国内物流事業の売上高減少に伴う労務コストの削減が思うように図れなかったことが減益要因となった。
今期は売上高95億円、営業利益2億3100万円、最終利益1億4500万円を見込む。
[タカセ]2014年3月期連結決算(単位:百万円)
2014年3月期 | 2013年3月期 | 増減 | |
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売上高 | 9,051 | 8,861 | 2.1% |
営業利益 | 10 | 217 | -95.3% |
経常利益 | 18 | 215 | -91.2% |
当期純利益 | -31 | 115 | - |