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負債額1億円

コスモ物流(東京)が破産手続開始決定、TDB調べ

2014年5月16日 (金)

M&A帝国データバンク(TDB)は16日、コスモ物流(東京都日野市)と関係会社のシーネット(同)が7日に東京地裁から破産手続き開始決定を受けた、と発表した。破産管財人は鈴木周弁護士(新宿区)。債権届け出期間は6月4日までで、財産状況報告集会期日は8月1日午前11時。

コスモ物流は、1996年12月に設立された一般貨物自動車運送会社。大手家具メーカーや大手物流会社、大手電機メーカーの下請として、梱包・運送・開梱・据付作業まで一貫して請負う運送会社として05年3月期の売上高は2億円を計上していた。

しかし、業容に比べて有利子負債が過大で、単価下落のため採算性も下落傾向にあり、支えきれなかった。負債は13年3月期末時点で1億円。シーネットは、02年7月に設立されたオフィス家具の運搬設置会社。実質的に同社と一体的に経営されていたため連鎖した。