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新日鉄住金ソリューションズが導入検証サービスの提供開始

スマートグラスの現場導入効果を検証するサービス

2014年6月9日 (月)

サービス・商品新日鉄住金ソリューションズ(東京都中央区)は9日、製造現場などへの普及が見込まれるスマートグラス(眼鏡型情報端末)の現場利用に向け、導入検証サービスの提供を開始すると発表した。

製造現場でタブレット端末の導入が進んでいるが、「手がふさがる」「手袋を使用すると画面操作ができない」などの不便な点があり、こうした課題を解決する手段としてスマートグラス(眼鏡型情報端末)への注目が高まっている。

スマートグラスを利用することで、作業者はハンズフリーのまま、付属するディスプレイ、カメラ、センサー、GPSなどの機能を活用して情報を表示・確認しながら作業を進められる利点がある。

新日鉄住金ソリューションズは、AR(拡張現実感)技術とスマートグラスの現場利用に向けた研究開発と実証実験を進め、成果と知見を「AR拡張現実ソリューション」としてまとめたことを機に、現場利用に向けたアプリケーション・サービスの提供を開始する。

第一弾として、国内・海外に展開する製造現場などとのより緊密な情報連携が求められるケースを想定し、現場作業者と離れた場所にいる作業援者間での作業指示や作業状況の確認などを円滑に実現する「遠隔作業支援アプリケーション」を開発。

また、この「遠隔作業支援アプリケーション」を同社のクラウド基盤「アブソンヌ」上の検証環境から提供し、スマートグラスの現場利用に向けた概念実証を実施する「導入検証サービス」を開始するもの。

このサービスを活用することにより、顧客はスマートグラスを導入する前に「どうすれば業務に役立つか」「どうすれば業務を効率化できるか」「どうすれば業務を高度化できるか」といった視点で検証できるほか、対象となる現場業務への適合性評価、現場利用に向けて必要となる機能や技術要件の確認、スマートグラスの評価が可能になる。

■スマートグラス導入検証サービスの詳細
URL:http://preview.ns-sol.co.jp/ss/production/smart_glass.html