ECSBIホールディングスは24日、傘下のSBIライフリビング(東京都渋谷区)が運営する「チケット流通センター」で「あんしん配送サービス」の提供を開始したと発表した。
このサービスは、チケットを売り手から買い手に直接発送せず、チケット流通センターの配送センターを経由する仕組みを提供するもので、配送センターで宛名変換とチケット券面の撮影を行った後にチケットを買い手へ発送する。宛名変換により、売買当事者は互いの個人情報を伝えずに取引できるようになる。
また、チケット券面を撮影することでチケット未封入、券面相違などが起こっても、チケット流通センターがチケット画像を確認することでトラブルを防ぐことができるとしている。
サービスの対象となるのは、「売り手の手元にあるチケット」であること、売り手がチケット掲載時に「あんしん配送サービス利用可」と表明していること、買い手が注文時に「あんしん配送サービス利用」を選択すること――などの条件を満たした場合に限る。利用料は810円(税込)。