ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

東急建設、揚重可能な高性能運搬台車を開発

2014年7月24日 (木)

産業・一般東急建設、揚重可能な高性能運搬台車を開発東急建設(東京都渋谷区)は23日、大型重量PC床板を設置・施工するため揚重可能な高性能運搬台車を開発し、施工したと発表した。

現場の効率化につながる大型重量PC部材の取付けは、一般的にクレーンを使用して作業員が数人で行うが、大型重量PC床板が採用されている工事で敷地にあまり余裕がなく、大型クレーンの設置が困難だったことから、省力化・効率化を図るためにPC床板を積載し、自走、揚重、位置の微調整、据え付けまで安全に施工できる特殊な運搬台車を開発したもの。

新開発の高性能運搬台車は川崎市幸区役所庁舎改築工事で初適用。狭小地などで大型クレーンが設置できない場合でも重量物(PCa部材)を採用できるようになった。自走し、上下、前後、左右の微調整が可能なため、「あらゆる据え付け工事」が可能で、少人数による安全な施工に適している。運搬と揚重が1台の重機で可能。

敷地条件に応じて通常不可能な重量物の据え付け工事を少人数で対応できることから、今後は技術をアピールして受注獲得につなげる。