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4-6月期の定時到着率を発表

商船三井、比マニラの混雑長期化で改善策

2014年8月1日 (金)

ロジスティクス商船三井は1日、4-6月期の定時到着率を発表した。アジア域内航路のCBEサービスがマニラで混雑が激しくなった影響で大幅に悪化。

混雑の長期化による影響を避けるため、同社はレムチャバンで揚寄港と積寄港をまとめて一回寄港とする定時到着率改善策を実施、7月期以降のさらなる改善策を検討している。

アジア域内航路のCHS/HS3サービスは、香港、シンガポールの混雑の影響で悪化。CBWサービスは、マニラでの混雑の影響を受けたものの、増速などの対応で1-3月期の水準を維持した。

東西航路のうち、アジア-北米西岸サービスは継続して高い定時到着率を維持。アジア-北米東岸サービス・大西洋サービスは、ニューヨークの混雑で定時到着率を改善できなかった。アジア-ヨーロッパサービスはロッテルダム、ハンブルグの混雑で、アジア-地中海サービスは上海の混雑で、それぞれ悪化した。

南北航路は、アジア各港の混雑と中国中部での荒天の影響により、アジア-南米東岸サービスが悪化。これに加えて4月に発生したチリの地震の影響により、同社船のアジア-南米西岸サービスの定時到着率が悪化した。