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三菱重工、航空機エンジン転用型ガスタービン発電機を受注

2014年8月8日 (金)

荷主三菱重工業は8日、同社グループのPWパワーシステムズがアルゼンチンの電力会社「ジェネラシオン・フリアス社」から、出力6万キロワットのガスタービン発電機「FT4000スウィフトパック」を受注したと発表した。ラテンアメリカ向けFT4000スウィフトパックの受注は初めてで、2015年5月に運転を開始する。

今回のFT4000スウィフトパックは首都ブエノスアイレスに導入され、首都周辺の電力需要に対応する。PWパワーシステムズの航空機エンジン転用型ガスタービン発電機は、天然ガス、液体燃料を燃料とするパッケージタイプで、世界中どこへでも迅速に移動・設置ができ、起動時間も短いのが特徴。長期的な電力需要だけでなく、緊急需要への対応にも優れる。

中でもFT4000スウィフトパックは、PWパワーシステムズの航空機エンジン転用型ガスタービン2000基の実績をベースに開発された高出力の次世代タイプ機で、コストパフォーマンスに優れ、高い柔軟性と高出力を併せ持つ。

三菱重工は13年5月にP&WからPWパワーシステムズを買収した。