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井本商運、累計600万個のコンテナ輸送を達成

2014年8月18日 (月)

ロジスティクス井本商運(神戸市中央区)はこのほど、コンテナ貨物の累計輸送量が8月11日に600万TEUに達した、と発表した。

600万TEUは2011年度の500万TEU達成から3年で達成。同社は13年11月に総トン数2400トン、400TEU積のコンテナ専用船「さがみ」を投入するなど船舶の大型化を進め、16年1月には540TEU型の球状船首船を投入を決めるなど、コンテナ単位あたりのコスト引き下げに取り組んでいる。

創業した73年当時は神戸・門司間で外洋タグボートとバージを使った不定期のコンテナフィーダー輸送を行い、初年度の輸送量は480TEUだった。西日本を主な海域として取扱いを増やし続け、88年以降は年間10万TEU以上を輸送できる規模に成長。

91年に累計100万TEUを達成するまでに18年かかったが、01年に井本隆之氏が社長に就任して以降、船舶の大型化を進め、03年に年間20万TEU超、08年には30万TEU超を輸送するまでになっていた。