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井本商運、累計輸送量が700万TEU超え

2016年10月7日 (金)
▲「なとり」

▲「なとり」

ロジスティクス井本商運は7日、累計輸送量が700万TEUを達成したと発表した。創業以来43年を経て3日付で達成した。

同社は、1973年6月に神戸で創業し、神戸-門司間で外洋タグボートとバージを使った不定期のコンテナフィーダー輸送を開始、初年度の輸送量は480TEUだった。西日本を主な海域とし、総トン数499トン型船を主体に取り扱い量を順調に増やし続け、88年以降は年間10万TEU以上を輸送できる規模に成長した。

91年に累計100万TEUを達成、2001年には749型船などの大型化を進め、03年には年間20万TEU、08年には年間30万TEUを超えた。近年は国内貨物(動脈・静脈)を取り込むことで、14年度の600万TEU達成から2年で700万TEUを達成した。

また、13年11月に2400型400TEU積みコンテナ専用船「さがみ」、15年12月に7300型540TEU積み球状船首船「なとり」、16年8月には2400型400TEU積みコンテナ専用船「さくら」を投入するなど大型化を進め、国際コンテナ戦略港湾政策に沿ってコンテナ単位あたりのコスト引き下げによる輸送力強化を目指している。