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大阪港、8月の総取扱量5%減、外貿貨物2か月連続の減少

2014年11月25日 (火)

調査・データ大阪市が25日に発表した8月の港湾統計(速報値)によると、同月の総取扱貨物量は675万トン(前年同期比5%減)となった。このうち外貿貨物は278万トン(4.5%減)と2か月連続の減少、内貿貨物も397万トン(7.1%減)と2か月連続で減少した。

外貿貨物のうち、輸出は71万トン(0.3%減)で再利用資材(24.5%増)やガラス類(55.1%増)が増加したものの、中国、韓国の取扱いが減少した電気機械(27.4%減)、金属くず(18.9%減)、オーストラリアの取扱いが減少した産業機械(3.3%減)などが減り、5か月ぶりの減少となった。

輸入は、207万トン(5.8%減)で、鋼材(39.8%増)や産業機械(57.1%増)が増加。中国、中国(香港)の取扱いが減少した衣服・身廻品・はきもの(8.7%減)や中国(香港)の取扱いが減少した電気機械(10.5%減)、中国、カナダ、韓国の取扱いが減少した製材(32.1%減)などの減で2か月連続で減少した。

外貿コンテナ貨物は、輸出が57万トン(0.5%増)と17か月連続の増加、輸入が191万トン(6.3%減)と2か月連続の減少となり、月間取扱量は248万トン(4.8%減)だった。コンテナ個数は輸出が7万6000TEU(9.9%減)、輸入が9万1000TEU(7.9%減)で月間取扱個数は16万7000TEU(8.8%減)となり、2か月連続の減少となった。

内貿貨物は移出が177万トン(6.9%減)、移入が220万トン(7.3%減)でともに2か月連続の減少。入港隻数は1893隻(6.5%減)、総トン数は858万総トン(9.7%減)となり、このうち外航フルコンテナ船は274隻(9.6%減)、内航フェリー船は189隻(2.6%減)だった。

フェリー貨物は274万トン(5.6%減)で2か月連続の減少となり、乗降人員は13万人(13.5%減)となった。