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大阪港、1月の総取扱貨物量が2.4%減少

2016年5月2日 (月)

調査・データ大阪市は4月28日、1月の大阪港の港湾統計月報を公表した。総取扱貨物量は640万トン(前年同月比2.4%減)で、このうち外貿貨物は269万トン(7.7%減)と5か月連続の減少、内貿貨物は371万トン(1.9%増)と4か月連続の増加となった。

入港隻数は1764隻(5.2%減)、総トン数は811万総トン(3.9%減)で、このうち外航フルコンテナ船は264隻(4.3%減)、内航フェリー船は162隻(0.6%増)。

外貿貨物のうち、輸出は67万トン(10.2%減)となり、化学薬品(29.4%増)は増加したものの、インドネシア、韓国の取扱いが減少した鋼材(33.9%減)や中国の取扱いが減少した再利用資材(9.4%減)、マレーシアの取扱いが減少した自動車部品(26.6%減)などの減少で、4か月ぶりにマイナスに転じた。

輸入は、202万トン (6.9%減)。化学薬品(42.4%増)や製造食品(3.8%増)は増加したものの、中国、タイの取扱いが減少した電気機械(10%減)や中国の取扱いが減少した産業機械(8.2%減)、韓国の取扱いが減少した金属製品(5.3%減)などの落ち込みで5か月連続の 減少となった。

外貿コンテナ貨物は、輸出が55万トン(5.6%減)と2か月連続の減少、輸入が180万トン(5.1%減)と5か月連続の減少 となり、月間取扱量は234万 トン(5.2%減)だった。コンテナ個数は輸出が6万7000TEU(6.5%減)、輸入が8万6000TEU(4.9%減)で月間取扱個数は15万3000TEU(5.6%減)となり、5か月連続の減少となった。

内貿貨物は、移出が160万トン(0.9%減)と4か月ぶりの減少、移入が211万トン(4%増)で4か月連続の増加。

フェリー貨物は248万トン(7.9%増)で3か月ぶりの増加となり、乗降人員は6万人(1.1%増)となった。