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対日本トランシップ率は5.7%減

韓国・釜山港、5か月連続でコンテナ貨物150万TEU突破

2014年9月25日 (木)

国際釜山港のコンテナ貨物量韓国の釜山港湾港社は24日、釜山港の8月のコンテナ取扱量が前年同月比5.5%増の153万1301TEUを記録したと発表した。輸出入が2.3%増の75万1097TEU、積み替え貨物は8.7%増の77万9935TEUとともに増加した。

釜山港の貨物取扱量の半分を占める積み替え貨物は、中国12.5%増、米国4%増、欧州48.3%増、ロシア2.9%増とそれぞれ増加したのに対し、日本は5.7%減少した。

国別の割合は中国30.7%、日本13.8%、米国12.7%、欧州6%で、これらの国での積み替え貨物取扱量は全体の63.2%を占めた。

8月までの累計コンテナ取扱量は1219万3020TEUで、新港と北港の割合は65対35と、昨年の62対38に比べて新港の割合が高くなっている。北港の取扱量は52万7339TEUで5.2%だったのに対し、新港は100万3693TEUと12.1%増加した。

月別取扱量は3月に釜山港開港以降初めて160万TEUを突破後、5か月連続で150万TEU台を維持している。

同公社のパク・チュンシク運営本部長は「高付加価値を持つ積み替え貨物を積極的に誘致し、輸出入貨物の関門港としても役割もしっかりできるよう努めたい。中港湾の急成長と2M、2CUといった世界的海運会社の同盟動向にも注視し、北東アジア最大の積み替えハブ港湾としての地位を維持できるようにしたい」と話している。