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通販需要拡大とドライバー不足に対応

プラスロジ、全軽連を買収、軽貨物車両2800台

2014年9月8日 (月)

M&Aプラスの物流子会社「プラスロジスティクス」(東京都豊島区)は8日、東京商事(千代田区)の全株式を取得して子会社化すると発表した。東京商事の株主との間で最終合意に達した。10月1日に事業の引き渡しを受ける。

東京商事は、全国軽自動車運送連合会(全軽連)を屋号として、全国に2800台の加盟事業者による軽貨物運送事業と運送取次事業を行っている。創業は1966年4月で、直近の決算では売上高21億8500万円となっている。

今回の買収は、通販市場の拡大による物量増とドライバー不足が物流業界で深刻化していることを受け、ドライバーと車両の配送手段を確保するもの。

全軽連に加盟する会員の就労ニーズを満たしながら、顧客企業への柔軟な配送サービスを提供し、さらに拡大が見込まれる通信販売関連の物流ニーズに対応するとともに、配送ネットワークを活かした物流業務の受託・業容拡大を図る。