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常磐道浪江-南相馬間の通行被ばく量、胸部X線の900分の1

2014年10月6日 (月)

国内内閣府の原子力災害対策本部に設置されている原子力被災者生活支援チームは3日、常磐自動車道浪江IC-南相馬IC間(18.7キロ)の開通が決まったことを受け、この区間を自動車などで通行した場合の運転手への放射性物質の影響を確認するため、道路上の空間線量率などを測定し、被ばく線量の評価結果を公表した。

評価の結果、開通区間の18.7キロを時速70キロで1回走行した場合、運転手が受ける被ばく線量は0.067マイクロシーベルト、自動二輪車は0.083マイクロシーベルトとなった。

また、浪江ICから国道114号を経由して国道6号知命寺交差点までの5.2キロを時速30キロで1回走行した場合は、自動車が0.16マイクロシーベルト、自動二輪車が0.2マイクロシーベルトとなった。

これらの値を日常生活で受ける放射線レベルと比較すると、常磐道浪江IC-南相馬IC間を通行する場合は胸部X線集団検診の被ばく線量の900-700分の1、浪江ICから国道114号を経由して国道6号まで通行する場合は400-300分の1に相当する。

■開通区間
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