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日本海事協会、空気潤滑システム搭載船に初のEEDI鑑定

2014年10月30日 (木)

ロジスティクス日本海事協会は29日、大島造船所でADMハーベストシッピング向けに建造されたばら積み貨物船で、EEDI鑑定を完了したと発表した。三菱重工業が設計コンセプトと環境技術を供与し、空気潤滑システム(MALS)を搭載したポストパナマックス型ばら積み貨物船の1番船。

EEDI鑑定は空気潤滑システムを搭載した船舶に対し、IMOガイダンスを適用して実施した世界初の事例となった。

これまで、同協会ではEEDI規制の審議・制定段階からIMOでの議論をサポートし、150隻を超えるEEDI認証を実施しており、「今後も同規制への業界の取り組みを、認証団体として積極的に支援していく」としている。

EEDIの認証に際しては、IMOがMALSのような革新的な省エネ技術をEEDI計算で評価するための基準として「革新的省エネ技術のEEDIの計算、認証に関するガイダンス」を制定している。