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常石造船、4.5万トン型新シリーズ1隻目を引渡し

2014年7月10日 (木)

荷主SONY DSC常石造船(広島県福山市)は10日、中国の常石集団(舟山)造船で4万5400トン型ばら積み貨物船「BUNUN BRAVE」を竣工し、船主の台湾Bunun Brave社に引き渡したと発表した。

同社が1990年代に累計69隻を建造した4万5000トン型ばら積み貨物船「TESS45」の後継として、11年に開発した「TESS45BOX」シリーズの1隻目。

全長はTESS45より3メートル短い全長183メートルで、柔軟に寄港地を組み合わせることが可能。新たに採用したボックスシェイプ(箱型貨物艙)により、ばら積み貨物のほかパルプや鉄鋼製品の輸送にも適する汎用性の高い船型となっている。ツネイシ・エコノミカル・スタンダード・シップ(TESS)シリーズの開発30年で培った環境デバイスを投入し、燃費をTESS45よりも13%向上させた。