ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

常石造船、4.5万トン型貨物船を引き渡し、燃費13%向上

2014年11月5日 (水)

荷主常石造船、4.5万トン型貨物船を引き渡し、燃費13%向上常石造船(広島県福山市)は5日、同社グループの「TSUNEISHI HEAVYINDUSTRIES(CEBU)」で4万5300メトリックトン型ばら積み貨物船(TESS45BOX)「グローバルコーラル」を竣工し、10月24日に船主へ引き渡したと発表した。

常石造船が1990年代に累計69隻を建造した4万5000トン型ばら積み貨物船「TESS45」の後継として、11年に開発したTESS45BOXの3隻目。

TESS45より3メートル短い全長183メートル、よりコンパクトなサイズで、柔軟に寄港地を組み合わせることが可能。新たに採用したボックスシェイプ(箱型貨物艙)で、ばら積み貨物のほか、パルプや鉄鋼製品の輸送にも適する汎用性の高い船型となっている。TESS45よりも燃費を13%向上させた省エネ船。

「GLOBAL CORAL」の概要
船種:4万5300MT型ばら積み貨物船「TESS45BOX」
船名:GLOBAL CORAL(グローバルコーラル)
長さ:186メートル
船幅:30.4メートル
深さ:16.5メートル
載貨重量トン:4万5418メトリックトン
総トン数:2万7460トン
主機:三井M.A.N.-B&W 6S50MC(MARK6)DERATING TYPE
航海速力:14.5ノット(常用出力)
建造工場:TSUNEISHI HEAVY INDUSTRIES(CEBU)Inc.