財務・人事横浜冷凍が14日に発表した前9月期決算のうち、冷蔵倉庫事業は売上高が4.1%増の222億9200万円、営業利益が0.8%増の47億9200万円となった。
電気料金の値上げに伴う電力費の上昇が年間2億円のコストアップとなったほか、新設したタイ・ワンノイ物流センター2号棟、石狩第二物流センター、夢洲物流センターの3センター立ち上げ費用が利益を下押しする要因となった。
入庫取扱量は2万4000トン増加(2.1%増)、出庫取扱量も1万3000トン(1.1%)増え、減少傾向にあった平均保管在庫量が4万3000トンの増加(1.5%増)に転じた。タイヨコレイでは、現地の旺盛な低温物流ニーズを取り込み増収を確保したが、ワンノイ物流センター2号棟の新設稼働に伴う経費増で減益となった。
[横浜冷凍の冷蔵倉庫事業]2014年9月期連結決算(単位:百万円)
2014年9月期 | 2013年9月期 | 増減 | ||
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売上高 | 22,292 | 21,410 | 4.1% | |
営業利益 | 4,792 | 4,756 | 0.8% |