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日本郵船、シャトルタンカーの新たな定期用船開始

2013年1月24日 (木)

ロジスティクス日本郵船は24日、50%を出資しているクヌッツェンNYKオフショア・タンカーズ社(ノルウェー・ハウゲスン)が、15日に韓国の現代重工業で建造した15万7000重量トン型スエズマックス・タンカー「Carmen Knutsen」を世界的エネルギー企業のレプソルYPF社(スペイン・マドリッド)に引き渡し、定期用船を開始したと発表した。

契約期間は5年間で、延長オプションあり。ブラジル沖で産出される原油のシャトル輸送に従事する。

さらにクヌッツェンNYKオフショア・タンカーズグループは、レプソル・シノペック・ブラジル社(ブラジル・リオデジャネイロ)と新たにシャトル・タンカーの定期用船契約を結んだ。用船開始は2014年7月から9月の間の予定で、期間は10年。

この契約には、中国のCOSCO舟山造船所で建造されるダイナミック・ポジショニング・システム(動的定点保持システム)クラスIIとバウローディングシステム搭載の15万2000重量トン型スエズマックス・タンカーを投入する。ブラジル沖のサントス・カンポス海盆で産出される原油のシャトル輸送をする。