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外気使用温度範囲をマイナス20度まで拡大

ダイキン工業、食品倉庫向け冷凍冷蔵ユニットを刷新

2014年12月18日 (木)
ダイキン工業、業務用冷凍冷蔵ユニット21機種をモデルチェンジ

▲左:冷蔵冷凍ユニットZEAS、右:コンデンジングユニット(出所:ダイキン工業)

サービス・商品ダイキン工業は17日、食品倉庫や保管庫向けの冷凍冷蔵ユニット「冷凍ZEAS」(8-20馬力)、「冷蔵ZEAS」(8-15馬力)など16種類とスーパーのショーケース向けの「コンデンジングユニット」(8-20馬力)など5種類をモデルチェンジし、2015年3月30日に発売する、と発表した。

低温業界で環境対応型システムへの移行が進みつつあり、一方で食料品の保管が主な用途となるため、日々のきめ細かな温度管理、システム制御、メンテナンスが求められることから、モデルチェンジした冷凍ZEAS、冷蔵ZEAS、コンデンシングユニットでは、環境への配慮と経済性を両立しながら、使いやすさを改善した。

冷凍ZEASと冷蔵ZEASは、機能説明や庫内温度履歴のグラフなど倉庫管理時の表示内容を大幅に拡充した「フルドットリモコン」を採用。新型リモコンは、過去24時間の庫内温度の履歴をグラフ表示し、庫内温度の変化傾向を確認できるようになった。

また、時刻に応じて設定温度を変更できる「スケジュール運転」や、除霜時刻を自由に設定できる「時刻デフロスト設定」も追加。既存製品に採用していたエコノマイザーサイクルを冷蔵ZEASにも採用し、従来機でマイナス5度までだった外気使用温度範囲をマイナス20度まで拡大した。

15年秋にも冷凍ZEAS(5馬力)と冷蔵ZEAS(4-5馬力)など5種類、コンデンジングユニット(4-6馬力)など3種類をモデルチェンジする計画で、コンデンジングユニット用の周辺機器として市販のユニットクーラーとの接続性を高める汎用コントローラーもリリースを予定している。