ダイキン工業、フロン規制適応の冷凍冷蔵ユニット

▲「冷凍/冷蔵ZEAS（ジアス）」シリーズ（クリックで拡大、出所：ダイキン工業）

サービス・商品ダイキン工業はこのほど、食品工場や低温倉庫での食品保管用の冷凍冷蔵ユニット「冷凍/冷蔵ZEAS（ジアス）」シリーズをことし11月から発売すると発表した。このシリーズは低温暖化冷媒を使用しており、温暖化係数（GWP）は従来の3分の1に抑えられる。

2025年度からはフロン排出抑制法により、GWPについては目標値以下の製品供給がメーカーに義務付けられるが、新シリーズで使用する低温暖化冷媒のGWPは目標値の2分の1と対応。冷凍効果も高く、大型圧縮機の搭載や熱交換器の最適化もあり、従来機より冷却能力や省エネ性を向上させた。

また、急速に庫内が冷えることで倉庫の損傷や不衛生化を抑えるため、従来はマイナス35度からマイナス5度だった設定温度の範囲を、マイナス35度からプラス20度まで拡大し、庫内の段階的な冷やし込みを可能にした。電子膨張弁を採用することで、冷凍から冷蔵にわたる幅広い設定温度範囲に対応できる仕様となっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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