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テナントにコイズミ物流決定

プロロジス、大阪南港地区で新たな物流施設を竣工

2015年1月28日 (水)
▲センターの外観(出所:プロロジス)

▲新物流施設の外観(出所:プロロジス)

ロジスティクスプロロジスは28日、大阪市住之江区南港地区でマルチテナント型の大型物流施設「プロロジスパーク大阪5」が竣工した、と発表した。

4万500平方メートルの敷地に地上4階建て、延床面積9万5000メートルの汎用型大規模施設として開発したもの。大型車が直接乗り入れ可能なランプウェイを2基設置し、各階に40フィートコンテナトレーラーを接車できるトラックバースを備え、効率的な運行が可能な車両動線を確保。既にコイズミ物流(大阪府東大阪市)の利用が決まっている。

顧客の事業継続性を高めるため、緊急地震速報システムや衛星電話を導入するほか、停電・断水時にトイレ、通信、セキュリティーなどの機能を維持できる災害用発電機と補給水槽をを設置し、エアーマットやカセットコンロなどの災害備蓄品も備える。照明は全館LEDを採用し、1.2メガワットの太陽光パネルを屋根に敷設する。

施設は大阪南港の中心部に位置し、大阪市営ニュートラム「ポートタウン東」駅から徒歩3分と通勤しやすく、物流事業者の課題となっている従業員確保にも有利な立地。

大阪中心部へは阪神高速道路で15分、一般道でも30分とアクセスに優れ、西日本全域への配送拠点として利用できる。海上貨物のほかに阪神高速で関西空港へ40分とアクセスしやすく、国際航空貨物の拠点としても利用可能。

昨年12月に開催した内覧会には、入居を検討する企業50社以上が参加し、同施設への関心の高さをうかがわせた。参加企業は駅に近いロケーション、関西圏へのアクセス利便性を高く評価していたという。

同社は現在、関西地区でこの施設を含めて11棟の物流施設を運営しているほか、大阪府茨木市に新たな物流施設「プロロジスパーク茨木」の開発も計画している。

■「プロロジスパーク大阪5」の計画概要
名称:プロロジスパーク大阪5
所在地:大阪市住之江区南港東
敷地面積:4万505m2(1万2253坪)
延床面積:9万5040m2(2万8750坪)
構造:RC造(一部S造)、地上4階建て
着工:2013年9月
竣工:2015年1月