財務・人事マルハニチロが2日発表した2014年4月から12月まで9か月間の決算のうち、物流事業は在庫の積み上げと輸配送事業の伸長で増収増益となった。
顧客の物流コスト削減指向による在庫圧縮傾向が続く中、水産物、畜産品、冷凍食品の集荷営業活動に取り組んだ。川崎市東扇島に新設した冷蔵倉庫の稼働に伴う償却費の増加、電力料金の値上げに伴う動力費の増加がマイナス要因になったものの、入庫数量が出庫数量を上回ったことで在庫を積み上げ、輸配送事業も拡大。
この結果、物流事業の売上高は115億200万円(前年同期比1.5%増)、部門利益9億700万円(3.4%増)となった。
[マルハニチロ物流事業]2015年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期第3四半期 | 2014年3月期第3四半期 | 増減率(%) | |
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売上高 | 11,502 | 11,335 | 1.5 |
営業利益 | 907 | 877 | 3.4 |
※編集部注
前年分は合併前のものと対比しています。