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プラス、Web会議で物流拠点と教室つなぎ遠隔授業

2015年2月4日 (水)

話題プラス、Web会議で物流拠点と教室つなぎ遠隔授業プラスの社内カンパニーで文具・オフィス家具卸を展開するジョインテックスカンパニーは4日、宮城県山元町の山下中学校1年生77人を対象に1月28日、キャリア教育を目的として「物流の仕事」を学ぶ遠隔授業を開催したと発表した。

新たな学びのスタイルの試みとして、教室とジョインテックス東北物流センター(宮城県岩沼市)をWEB会議サービスでつなぎ、映像による施設紹介やリアルタイムの質疑応答などを実施。

今回の授業では、Web会議サービス「V-CUBE」を活用し、教室とプラスの物流センターにPCとマイク・スピーカー、Webカメラをセット。東北物流センターの概要と仕事の説明に続き、画像を流しながら東北物流センターの最新物流システムを紹介した。

リアルタイムの質疑応答では、「宮城から北海道への配送費はいくら位かかるか」など、教室内の生徒から物流センターのスタッフに質問してもらい、双方向で真剣な質疑応答が10分ほど行われた。物流センターから出された質問に答えるクイズタイムやプラスの人気文具製品の紹介タイムでは、教室内が盛り上がった。

授業後、生徒からは「Web会議サービスのことは知らなかったが、今回の利用で物流センターのことがよく理解できた。私達のもとに商品が届くまでには、たくさんの苦労があるんだなと思った」(女子)、「初めて見るWeb会議サービスは、とてもおもしろく、話に集中でき興味を持って聞くことができた」(男子)といった声が上がった。

先生からは「教室にいながらこのような学習ができるのは素晴らしい」「生徒たちが楽しんで学習ができたようだ。こんなに喜んでもらえてよかった」と好評価。

ジョインテックスでは「初めての試みで緊張したが、子供たちの生の声が聞けて良かった」(センター長)、「物流業界は環境も厳しいが、関心を持ってくれるきっかけになったら喜ばしい。『商品を大事に運んでくれていることがわかったので、自分たちも(文房具などを)大事に使いたい』というコメントが大変うれしかった」などの感想が寄せられた。

同社は「今後もV-CUBEのようなICTを活用した新たな教材関連の取り扱いを広げ、全国の学校教育の現場に、学習の提案も含めてサポートしていく」としている。

プラス、Web会議で物流拠点と教室つなぎ遠隔授業

(出所:プラス)