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関東輸送動向

千葉の外航船輸出入が24.2%減、14年11月

2015年2月16日 (月)

調査・データ関東運輸局が13日発表した2014年11月の管内輸送動向によると、前年同月に比べて5%以上輸送量・取扱量が増加したのはトラックターミナル(11.3%増)、羽田空港の国際線発着貨物(87.6%増)、冷蔵倉庫月間保管残高(9.5%増)となった。

5%以上の減少がみられたのは、鉄道の車扱貨物(5.4%減)、トラックの特別積合せ(5.9%減)、長距離フェリー(15.8%減)、湾内フェリー(22.8%減)、外航船輸出入横浜(22.2%減)、外航船輸出入東京(14.5%減)、外航船輸出入千葉(24.2%減)、内航船移出入横浜(22.5%減)、内航船移出入東京(8.6%減)、内航船移出入千葉(12.5%減)、成田空港国際線輸入(8.8%減)、普通倉庫月間入庫高(15.4%減)だった。

JR貨物の管内発の荷動きは、車扱貨物が石油などの減少で5.4%減、コンテナ貨物は2.3%減となった。トラック(10月)の荷動きは、特別積合せ貨物が5.9%減、一般トラックは3.2%増。宅配貨物取扱は0.6%増、トラックターミナルは11.3%増となった。

海運では、長距離フェリーが15.8%減、湾内フェリーは22.8%減で、内航船貨物は3.4%増だった。港湾運送では、輸出入貨物が横浜港で22.2%減、 東京港で14.5%減、千葉港は石炭や金属鉱の輸入の減少などで24.2%減と大きく減少した。国内移出入貨物は横浜港22.5%減、東京港8.6%減、千葉港12.5%減。

航空は、成田空港の輸出入貨物が輸出4%増、輸入が8.8%減となった。4月から国際便が大幅に増えた羽田空港の発着貨物は、国内線貨物は2.3%減、国際線貨物が87.6%増だった。

普通倉庫は月間入庫高が15.4%減、月末保管残高が1.6%増となった。冷蔵倉庫は、月間入庫高が3.9%減、月末保管残高が9.5%増だった。