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NX・NPとクボタロジに物流改善最優秀賞

2026年7月15日 (水)

認証・表彰日本ロジスティクスシステム協会(JILS)は15日、2026年度「物流改善賞」の受賞事例を発表した。5月に開催した第40回全日本物流改善事例大会で発表された48件を審査し、最優秀物流改善賞3件、優秀物流改善賞5件、実行委員特別賞1件を選定した。

▲2026年度 物流改善賞 表彰式の様子(出所:日本ロジスティクスシステム協会)

最優秀物流改善賞の物流業務部門では、NX・NPロジスティクスとクボタロジスティクスが受賞。NX・NPロジスティクスは、商品や作業の流れを整え、倉庫内の複数エリアが異なる視点で改善を進めることで、荷主全体の作業最適化につなげた。改善活動への不安があった作業者を巻き込み、自律的に改善へ取り組む人材育成にも結び付けた。

クボタロジスティクスは、建設機械用エンジンの種類ごとに異なっていたパレットを見直し、新パレットを開発した。倉庫内で生産順序に合わせた納入を実現し、生産ラインの待ち時間や作業ロスを削減。保管機能にとどまらず、倉庫を生産効率向上に活用するモデルを構築した。

物流管理部門では、SBS東芝ロジスティクスが最優秀賞を受賞した。家電の繁忙期に合わせて陸揚げ拠点を分散し、他社倉庫への在庫預け入れやエアコンのパレット納品を実施した。積み込み・荷卸し時間を140分短縮し、全体物量の10%を分散することで、長距離輸送の削減と倉庫への業務集中緩和を図った。

優秀物流改善賞には、システム停止下で倉庫移転と新拠点立ち上げを進めたアサヒロジ、棚搬送ロボットを導入したSBS東芝ロジスティクス、超大型タイヤ用の専用パレットを開発したブリヂストン物流が選ばれた。物流管理部門では、脱着式パレットの標準化を進めたアイシン・ロジテクサービスと、商慣習を見直してドライバーの拘束時間や走行距離を削減したTOTOが受賞した。

実行委員特別賞は日本赤十字社が受賞した。製造部門が血液輸送を管理し、製造体制に合わせた搬入を実現。原料血液と血液製剤の輸送を組み合わせ、限られた車両で北海道全域をカバーする運用を構築した。

今回の受賞事例では、自動化設備の導入に加え、拠点分散や荷姿の標準化、荷主・協力会社との連携など、物流工程全体を見直す取り組みが目立った。

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