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リネットジャパンと連携

佐川急便、使用済み小型家電の回収を全国展開

2015年2月27日 (金)

ロジスティクス佐川急便は、宅配便を活用した小型家電の回収サービスを提供するリネットジャパン(愛知県大府市)と連携し、3月2日から使用済小型家電の回収サービスを全国エリアに拡大する。

▲サービスのイメージ(出所:佐川急便)

▲サービスのイメージ(出所:佐川急便)

この事業は、2013年に施行された小型家電リサイクル法の認定事業で、リネットジャパンと佐川急便は法律施行前の12年から実証事業を行い、協業スキームを確立。

その実績から小型家電リサイクル法の再資源化事業計画を申請し、環境省・経済産業省から認定を取得した。全国エリアを対象とする事業者では初の認定。

両社は14年7月に回収サービスを開始しているが、3月2日から提供エリアを全国に拡大。既に京都市・横浜市など全国16の自治体では「市民サービスの向上」と「正しいリサイクル推進」の観点から宅配便回収と連携し、パソコン・小型家電の正しい排出方法として住民への案内が開始されている。

エリア拡大で連携自治体は大幅に拡大する見込みで、今後は国が定めた「国民1人当たり年間1キロ」の回収目標に対し、宅配便回収は3年後に1人当たり0.5キロ(年間6.5万トン)の回収を目指す。