荷主川崎重工業は30日、中国の合弁造船会社である大連中遠海運川崎船舶工程(DACKS)で建造した82型ばら積運搬船「ARISTOS II」をSANTA MARINEへ引き渡したと発表した。
同船は、穀類や石炭、鉱石などを輸送するばら積運搬船で、7つの貨物倉を備える。全長228.90メートル、幅32.24メートル、載貨重量約8万2766トン、貨物倉容積約9万8296.9立方メートルの船体を持ち、総トン数は約4万4139トン。定員は25人で、船級は日本海事協会(NK)、船籍はパナマとなる。
環境性能では、省燃費型の電子制御式ディーゼル主機関を採用したほか、高効率プロペラや同社独自開発のカワサキフィン付ラダーバルブ、コントラフィン付セミダクトを装備し、推進効率を高めた。これにより、エネルギー効率設計指標(EEDI)規制のフェーズ3に相当する、基準値比30%の二酸化炭素排出量削減を達成した。
主機関にはMAN B&W製6S50ME-C9.7-HPSCRディーゼル機関1基を搭載し、航海速力は約14.2ノット。満載喫水は14.55メートルで、穀類や石炭、鉱石など多様なばら積み貨物の輸送に対応する。

▲ばら積運搬船「ARISTOS II」(出所:川崎重工業)
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