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尾立財務政務官、ガイガーカウンター放置「税関は無関係」

2011年6月1日 (水)

話題ロシア企業によって日本へ無償提供されたガイガーカウンターが「税関で止められている」などと問題になっていたことについて、財務省関税局は5月30日の参議院行政監視委員会で尾立源幸政務官が行った「事実説明」の内容を発表した。

 

5月23日開催の同委員会で「税関で放射線量計(ガイガーカウンター)が500台止められている」との指摘があったことを受け、尾立政務官は30日、関係者からの聴取結果を報告した。

 

尾立政務官は「4月にロシア企業が現地で調達するガイガーカウンター5000台を日本に無償提供することを表明したが、当初、輸入者が決まらず、具体的な税関手続きができない状況にあったところ、関係者からこれを聞いた参考人が『税関で止められている』と発言した模様だ」と説明した。

 

このガイガーカウンターは現在もまだロシア国内にあり、日本での通関手続きが行われていないという。また、尾立氏は「税関に対して通関の相談も来ておらず、日本の税関で留め置かれているという事実は確認されていない」と述べた。