「アフガンにランドセルを」と横浜の倉庫で発送準備

環境・CSRクラレは8日、横浜市の倉庫で使用済みのランドセルをアフガニスタンの子どもたちに贈る取り組み「ランドセルは海を越えて」の一環として、発送するための準備イベントを行ったと発表した。

同社社員と家族を中心に、社内外から230人のボランティアが集まり、全国から届いた8000個のランドセルの開梱、検品、箱詰め作業を実施した。東京、大阪、つくば、鹿島の4拠点から集まった社員のほか、今月1日に入社したばかりの新入社員も参加し、例年より多くの人員で活動に臨んだ。

同社所属で女子スキージャンプの高梨沙羅選手も駆けつけ、ボランティアの一員として汗を流した。

発送準備を終えたランドセルは5月初旬に日本からアフガニスタンに向けて送られ、9月頃に同国の子どもたちのもとに届くスケジュールとなっている。