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日通、中国鄭州市と昆明市に新拠点開設

2015年4月16日 (木)
日通、中国鄭州市と昆明市に新拠点開設

▲鄭州拠点(出所:日本通運)

国際日本通運は16日、中国現地法人の中国日通が河南省鄭州と雲南省昆明にそれぞれ拠点を開設し、今月1日から営業を開始したと発表した。

鄭州市では自動車産業や電子機器産業が進出して工業化が進んでおり、中国日通は新拠点を開設することで、こうした企業からの物流ニーズの取り込みを図る。

既に自動車物流を中心に営業している華南日通国際物流(深セン)の鄭州支店と連携し、航空・海上輸出入フォワーディング、国内配送、倉庫、国内引越し、海外引越しなどの業務も提供する。

また、雲南省ではベトナム、ラオス、ミャンマーと国境を接し、南北経済回廊が開通したことで、今後の経済活動が活発化するとみて、結節点となる昆明市を中国西南部エリアの戦略的物流拠点に位置づけた上で、新拠点を設けることにした。

昆明拠点では現地の情報収集、新規物流ルートの開発から着手し、将来は日通の国際物流網と保税物流のノウハウを活かし、中国国内拠点と東南アジアを結ぶ物流サービスを提供していく。