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2015年3月期

玉井商船、今期最終2.7億円の赤字予想

2015年5月8日 (金)

財務・人事玉井商船が8日発表した前3月期決算は、北米から日本への穀物を輸送していた「ニッケイフェニックス」の売却益が加わったことで、最終利益が7割近く伸びた。

外航部門は円安、燃料油価格の下落が増益要因となったほか、一部のドライバルク船の耐用年数を延長し、営業費用を抑えたことで部門利益が36.7%の増益となった。内航部門は「第二鶴玉丸」がフル稼働し、29.1%の増収となった。

今期は売上高61億円(前期比15.4%減)、営業利益2億円(43.9%減)、経常利益5000万円(81.5%減)、最終損益2億7000万円の赤字を予想している。

[玉井商船]2015年3月期連結決算(単位:百万円)

 2015年3月期2014年3月期増減 
売上高
7,2106,9324.0%
営業利益
356111221.0%
経常利益
27049450.8%
当期純利益
87351669.2%