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生産・保管・出荷を自動化

コニカミノルタ、マレーシアで自動在庫の新工場稼働

2015年5月8日 (金)

国際コニカミノルタ、マレーシアで自動在庫の新工場稼働コニカミノルタは、生産品を自動的に倉庫へ搬送し在庫認識し、生産数・在庫数から判断した「適正数量」を自動出荷する機能を備えた最新工場をマレーシアで稼働させた。

新工場は主に複合機の消耗品を生産するコニカミノルタ・ビジネス・テクノロジーズ・マレーシア社が「次世代の生産体制」づくりに向けて掲げたコンセプト「デジタルマニュファクチャリング」に沿って開設した。

具体的には、人手をかけずに適切な生産条件に調整、維持する仕組み、生産品を自動的に倉庫へ搬送し在庫認識するとともに、生産数・在庫数から判断した適正数量を自動で出荷するなど、ICTを通じてモノの動きを把握し、統合管理し数値化することで経営指標として活用する仕組み、生産情報のリアルタイム管理を通じて、生産拠点全体の費用と売上(出荷)情報を自動で集計し、損益状況などの経営指標をオンデマンドで「見える化」する仕組み――を導入。

さらに部品、部材の属性情報の活用や、生産技術情報のマレーシアとほかの拠点とのネットワーク共有により、バーチャル環境下でシミュレーションや技術検討できるようにする。

これらの仕組みは今後、段階的に導入し、生産品目数の拡大とともに、本格運用していくほか、仕組みをシステムパッケージ化し、製造企業に販売提案していくことも視野に入れる。