ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

香港コーンズ社と技術提携

極東開発、バイオガスプラント分野へ参入

2015年5月25日 (月)

荷主極東開発工業(兵庫県西宮市)は25日、香港のコーンズ&カンパニー・リミテッドと技術提携し、バイオガスプラント分野へ参入したと発表した。

バイオガスプラントは、食品残渣や家畜ふん尿、稲わらなど動植物由来の再生可能な有機性資源(バイオマス資源)をメタン発酵させることで、バイオガスエネルギーへ転換し、ボイラーや発電機の燃料として利用するシステム。

このシステムで発生するバイオガスは、いわゆる「バイオ燃料」の一種で、同じバイオ燃料のバイオエタノールと比較した場合よりエネルギー回収率が高いといわれ、化石燃料に代わるクリーンエネルギーとして各国でプラント建設が進んでいる。

コーンズ社は国内40プラントのバイオガスプラント納入実績を保有しており、極東開発は今後、コーンズ社との技術提携でバイオガスプラントの拡販に注力する。