ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

国交省、貨物鉄道の輸送障害時対応で解決策検討

2015年5月26日 (火)

行政・団体国土交通省は28日、モーダルシフトを促進する上で、貨物鉄道の輸送障害が発生した際の代替輸送の確保が課題になっているとして、JR貨物、荷主、鉄道利用運送事業者が連携して解決策を整理するための検討会を行う。

3回目の開催となる28日は、昨年10月に11日間にわたって東海道本線が不通となった問題に焦点を当て、JR貨物が当時の状況を時系列で説明するほか、輸送障害時の代替輸送で課題となる事項への対応を整理する。

昨年、東海道本線が不通となった際には、JR貨物が鉄道利用運送事業者に協力を求めてトラック代行輸送を行ったほか、日本海縦貫線、中央線などを活用した代替輸送を実施した。

しかし、積載効率向上の観点からモーダルシフトを進める大口荷主が積極的に用いている大型コンテナについては、十分な検証があらかじめ行われておらず、リードタイムが変更になるなどの理由から、代替輸送が十分に行われなかった。