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TOPPAN、印拠点でハイブリッド製造ライン稼働

2025年11月10日 (月)

サービス・商品TOPPANホールディングスは10日、グループ会社のTOPPANとTOPPAN Speciality Films(TSF、インド)が、同一機械でBOPP(二軸延伸ポリプロピレン)フィルムとBOPE(二軸延伸ポリエチレン)フィルムの製造が可能なハイブリッド製造ラインを導入したと発表した。TSFではこれまでBOPPフィルムを生産していたが、今回初めてBOPEフィルムの生産を開始する。

(出所:TOPPANホールディングス)

新ラインは11月中旬から稼働し、食品や日用品などのグローバルブランドオーナー、パッケージコンバーター向けに両フィルムを供給する。これにより、TSFのフィルム生産能力は従来比で40%拡大。ハイブリッド化により、同一ライン上で多様な製品を効率的に生産できるほか、高速かつ高品質な管理システムを組み込み、均一な厚みや透明性を確保できる。

TOPPANグループは、環境対応包材の開発を推進しており、欧州を中心に需要が高まるモノマテリアル(単一素材)構成のサステナブルパッケージに対応することで、PET(ポリエチレンテレフタレート)からBOPP・BOPEへの置き換えニーズに対応する。TSFは今回の設備を活用し、2027年に年間3万3000トンの販売を目指す。

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