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スズキ、キャリイ低温冷凍車にスライドドア仕様

2011年7月4日 (月)

サービス・商品110701[1]スズキは1日、軽トラック「キャリイ」の特装車「キャリイ低温冷凍車」に、クラス初のワンタッチ式スライドドアを新たに採用するなど、コンテナ部を仕変更して発売した。

 

キャリイ低温冷凍車は、軽トラック「キャリイ」をベースに、マイナス20度までの冷凍保冷機能を持たせた断熱材入りアルミパネルコンテナを架装した特装車。

 

車体の取り回しの良さと強力な冷凍により、アイスクリームや冷凍食品などを扱う配送車などに幅広く活用されている。

 

これまでコンテナ左側面のドアはヒンジ式のドアであったが、今回の仕様変更では、コンテナ部の構造を見直すことで、断熱性能を損なわずにクラス初となるスライドドアを実現した。

 

狭い場所での開け閉めや荷物の出し入れを容易とし、さらにスライドドアとバックドアのロック機構をワンタッチ式にすることで、小口配送をはじめ宅配業務などで使用する際の使い勝手を高めた。

 

キャリイ低温冷凍車は受注生産車で、二輪駆動と四輪駆動にそれぞれオートマチックとマニュアル車を用意している。