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京都府ト協、京都府縦貫道の割引制度を要望

2015年8月24日 (月)

ロジスティクス京都府トラック協会はこのほど、京都縦貫自動車道が7月18日に全線開通したことを受け、営業用車両の高速道路料金割引制度を検討するよう、府に要望した。

要望活動は、特に北部の会員事業者からの強い要望を受け、協会として活動することにしたもので、同協会の金井清治会長らが8月21日、京都府の山下晃正副知事と面談し、要望書を手渡した上で「京都府道路公社の管理区間でも、NEXCO西日本と同等の割引制度創設を検討してほしい」と要望した。

これに対し、山下副知事からは「要望の趣旨は理解できるが、この区間の管理を担当する道路公社は独立採算を旨としており、通行料金は工事費の償還と連動するため、直ちに要望を実現させることは難しい。利用の推移を見守りながら、今後の検討課題としたい」と返答した。

続いて、与謝天橋立ICから丹波IC間を管理する京都府道路公社を訪れ、神敏郎理事長に同様の要望を行った。神理事長からは「高速道路の料金設定には国の強い指導があることから、直ちに料金設定を変えることは困難だが、要望の趣旨・内容は理解できる。今後、何らかの工夫ができないか検討したい」と回答した。