ロジスティクスディーエムエス(DMS)が7月31日に発表した4-6月期決算は、高採算のDM案件の終了や新物流拠点「川島ロジスティクスセンター」の費用が先行した影響で32.6%の営業減益となった。売上高営業利益率は前年同期の5.4%から3.4%へと悪化し、5%台を下回った。
主力のDM部門では、これまでのサービスに新設のロジスティクスセンターを活かした物流サービスを加え、積極的な提案型営業を展開したが、高採算のDM案件が終了したことに加え、期首に開設した川島ロジスティクスセンター関連の費用が先行した影響で部門利益が25.6%減の2億2900万円と伸び悩んだ。
9月中間期の業績予想に対する進捗度は売上高が50.1%、営業利益が70.3%、純利益が89.3%となっている。
[ディーエムエス]2016年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)
2016年3月期第1四半期 | 2015年3月期第1四半期 | 増減 | ||
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売上高 | 4,610 | 4,324 | 6.6% | |
営業利益 | 156 | 232 | -32.6% | |
経常利益 | 157 | 226 | -30.4% | |
当期純利益 | 117 | 139 | -16.2% |