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住友倉庫 4-6月期、海運堅調で営業益17%増

2015年8月5日 (水)

ロジスティクス住友倉庫が5日に発表した4-6月期連結決算は、物流事業で設備投資に伴う取得時一時税金の発生費用が増加したものの、海運事業で輸送実績を伸ばし、17%の営業増益となった。売上高経常利益率は、前年同期の5.3%から5.9%へと0.6ポイント上昇した。

物流事業は倉庫業で一部荷主の配送センター業務取り扱いが終了したものの、文書など情報記録媒体を中心に貨物保管残高が堅調に推移。港湾運送業はコンテナ荷捌の取り扱いが前年同期を下回った。国際輸送業では、プロジェクト輸送や一貫輸送の取り扱いが減少したものの、海外子会社がほぼ順調に推移。陸上運送収入は前年同期並みとなった。

中間期の業績予想に対する進捗度は、売上高が48.9%、営業利益が49%、純利益が60%となっている。

[住友倉庫]2016年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)

 2016年3月期第1四半期2015年3月期第1四半期増減 
売上高
43,02940,9375.1%
営業利益
2,5482,17717.0%
経常利益
3,4713,00215.6%
当期純利益
2,0991,9378.3%